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冬の登山デビュー!
おみくじで「大人も遊びたいアウトドア習慣」を引いたみっちー。
そういえば、最近、遊んでないな…子どもの遊びには付き合うけれど🎠でもインドア派のみっちーにはゴルフも登山も別次元に住む人々の趣味のように思える…
運動音痴で元来ものぐさな私、当初は登山の楽しさがよくわかりませんでした🙄
しかし「美しい自然を楽しめる憧れの趣味」か…入門レクチャーにグッズも揃ってるとなれば、 ちょっと話を聞きに行ってみようじゃないか!✊
ということで、おみくじの指示通り、 本館5階の好日山荘に行ってみることにしました🚶♀️💨
好日山荘では、定期的に初心者のための「登山入門講座」を開催しております。
詳しくは売場係員にお問い合わせください😊
筋力ほぼゼロのアラフォーみっちーが恐る恐る店内に入ると、 爽やかな長身のスタッフさんが出迎えて下さいました👦
何とも登山が似合う雰囲気…🌳
「すみません、登山を始めたいのですが…」
するとスタッフさんは「登山を始めるなら意外と冬が良いんですよ~」
と、冬山の写真を数枚見せてくれました📷
本当だ!なんと美しい景色!!👀✨山頂の透き通った空気が伝わってくるような空の写真や、 凍った池や樹氷の壮大な写真(こちらは中級者向け)…
「まず綺麗な景色が見れるというのが一番じゃないですかね」
なるほど確かに…幼少期の登山の思い出を振り返ると、 盛り上がった木の根や石が転がる山道を苦労して進む途中にある、 新緑の間からさす木漏れ日や、ツツジの群生地、 青く透明な湧水など、 疲れを忘れるぐらい綺麗だったことがよみがえりました🌿
登山への意欲が湧いてきたみっちー、 スタッフさんに聞いてみました👂
「どうして冬山がおすすめなんですか?」
「冬の山は虫もいないし、何より暑くないので、 快適に登ることができるんです。 木から葉が落ちて登山道も明るくなりますしね🌞」
スタッフさん曰く登山は「レイヤリング」 という服の着方で気温や状況に合わせて脱ぎ着をして、 体温調節をするのだそうです。
レイヤリングで体温調節
「レイヤリング」は、おしゃれな着こなし方とかではなく、 山の様々な環境に適応するテクニックなのです!
スタッフさんは店頭のマネキンを見せてくれました👀
すごい…重ねに重ねている!!
なんと5枚もの重ね着をしているではありませんか。
この重ね着には1枚1枚に重要な意味があるのだそう。
その中でもみっちーが気になったのはアンダーウェアであるこちら!
MILLET(ミレー)
DRYNAMIC MESH(ドライナミックメッシュ) アンダー
いきなり衝撃を受けました…!!
スッカスカではないですか…「これは、 着た方が良いのでしょうか、 もはや肌着の役割を果たしていないのでは…」
聞かずにはいられませんでした。
「いや、着た方がいいかではなくこれは、マストですね」
スタッフさんは爽やかな真顔で答えました。
聞くとこちらは
登山中は歩くので汗をかく
↓
汗で濡れた衣類が肌に密着すると、低体温の原因に⛄
↓
汗をかいても、メッシュの穴を通して上に重ねた生地に汗を吸わせ、上の生地が濡れても水を吸わないから肌面は常にドライに保たれる。
というすごい肌着なのです!!
「この肌着作った人天才でしょ…」 と一気に手のひらを返すみっちー🙇♀️
このアミアミ肌着を装着している人を見かけたら、 その人は山を極めし者とみて良いかと思います👓( 個人の見解です)。
このあたりでちょっと休憩☕
スタッフさんの、山登りの知恵
山道を歩いていたら、突然ガサガサッと音がして、 見ると向こう側にイノシシが…!🐗
イノシシは大変臆病で、人の気配を感じると逃げます。
出合う前に、人の存在を伝えることが大事で、 お話ししながら登ったり、熊鈴を使ったり、 ラジオを聞きながら登ると〇(この際に、ソロ登山の時は手を叩いたりしているそう。)
写真は熊鈴↓
出合ってしまったら、なるべく刺激しないように、静かに後ずさりするのが〇です。
死んだふりをしたり、隠れたりするかと思ってた!😪
急に逃げだしたり、変に隠れたりすると、相手を驚かせて逆に危険とのこと⚠
人間も動物も、パーソナルスペースが大事なのですね!
登山の三種の神器
「登山の三種の神器、というのがあるんです。」
聞くと
1.靴
2.バッグ
3.レインウェア
この3点は登山で押さえておきたい重要アイテムなのだそう。
自分にあった登山靴を選ぼう
登山に靴選びはとても重要。
好日山荘では、こちらの計測器でまず足のサイズをはかり、 合うサイズをスタッフさんが用意してくれます。
山用の靴下を貸してもらえるのでそれを履いてから、 靴を試すことができます🧦
初心者みっちーに最適な登山靴をスタッフさんが選んでくれました。
コロンビア セイバーVミッド アウトドライ
税込14,850円
見た目もとても可愛い!これで私も山ガールの仲間入り!🗻✨
履いてみると、とても軽い!
ソールも適度に曲がり、しっかりしていて歩きやすく、 くるぶし辺りまでくる「ミッドカット」というデザインで、 足首から砂や枯れ葉、水が靴のなかに入るのを防いでくれます😃
この坂を使って試し歩きができます🚶♀️💨
お値段も想像していたよりお求めやすい…もしやスタッフさん、 私の初心者ぶりと懐具合を察してこちらをおすすめしてくれたので は?
「あの、こちらの65, 000円の靴の方が機能的にもっと良いんじゃないですか?」
すると「いやいや!これ履いて低山登るのは逆にきついですよ、高ければ良いって訳じゃないんですよ」
触ってみると、ガッチガチ…!
ソールを簡単に曲げることもできません。
聞くとそれは、 北アルプスなどの山岳地帯を本気で登る人用の登山靴なのだそう🗻足を保護したり岩山に足を引っ掻けて登ったりする時に、 固い材質が役に立つのだそうです💪
高いもの=良いものという昭和的発想が出てしまった…猛省です🙇♀️専門家に聞いておいて良かった…!!
長く背負っても疲れない構造!山用バッグパック
さてさて三種の神器のもうひとつ、バッグを見に行きましょう!
GREGORY ジェイド28L 税込27,500円
よくあるタウン用のリュックとは違い、背板がついています。
サイズも、身長や性別に合わせて選ぶことができます。
そしてかなり太めの腰ベルト…これは、どこかで見たような…抱っこ紐のそれに似ている!!
重い荷物を運ぶ際に、腰で支えるのがとても大事なのだそうです💪
実際に背負わせてもらいました!
実際の持ち物の目安である、5キロの重りを入れます。
重っ!!
こんな重さを5時間も背負って歩くなんて、 体育以外の運動をしてこなかったアラフォーには拷問ですよ…
まず腰ベルトを腰骨の辺りでしっかりととめます。
そして肩部分の紐を引き、バッグと背中を密着させます。
すると…
軽ーい!!(気がする)
からだとバッグが密着して、 5キロを背負っているとは思えない快適さです!
からだに負担をかけないよう計算された構造に感動しました。
登山の三種の神器にバッグパックがあげられる理由がわかりました !
レインウェア
さて三種の神器3つ目、「レインウェア」
THE NORTH FACE マウンテンライトジャケット 税込41,800円
雨や雪だけでなく、雲の中を歩くことがあり、 その時に水滴で濡れてしまうので、 防水機能は必須なのだそう☔❄☁
水分でからだが濡れたままになっていると、低体温になり体力を奪ってしまうのです!
そこで登山では強力な防水機能のあるアウターが選ばれます。有名なのがGORE- TEX。
こちらは高い防風性、透湿性、耐水性、耐久防水性を備えています。
生地が分厚くは無いけれど、 風を遮ることでしっかりと防寒もしてくれるとのこと。
冬山だからともっこもこのアウターを想像していたのですが、山登りはたくさん動くので、それじゃ暑くなりすぎるんだそうです!👀
山のお楽しみ
ここまで学んできて、 山登りの面白さに完全にハマったみっちーでしたが、 スタッフさんが、 追い討ちをかけるように山登りのお楽しみを教えてくれました。
山頂で食べる、山ご飯
「山の楽しみは綺麗な景色と、ご飯じゃないですかね」
スタッフさんはそう言って山ご飯のコーナーを見せてくれました。
どれも、美味しそう!!こちらは、 お湯を入れるだけで完成するご飯です。
賞味期限も5年ぐらいあるので、 非常食として家に置いておくのもおすすめだそう。
(実際に、スタッフさんは熊本在住時に大地震を経験しており、ライフラインが復旧するまでの間、 ガスバーナーでお湯を沸かしたりして実際に食べていたそうです。備えがとても大事だと感じました。)
5年か…5年後私はあのアミアミ肌着に65,000円の靴で、北アルプスを登頂してたりして…ウフフ🤤
それにしてもパスタやビビンバまであるとは、 すごいバリエーションです。
「これだけ種類あるから、 山で何日もレトルトでも飽きないんですよね」
爽やかに話すスタッフさん。
山の中で何日も過ごすとは、かなりの手練れだな…!👓
因みに時間はかかりますが水でも作れるとのこと。
「普段の食事でも美味しいですが、山で食べるともっと美味しいんですよ😋」
くぅ~!その美味しさを味わってみたい!🤤💨
有機レギュラーコーヒー 税込378円
こちらはお湯を入れるとコーヒーのドリップができるパック☕
全て1袋で完結し、 キャップをすれば水が滴らないのでゴミも持ち帰りやすいという、 環境に優しいアイテムです!
ミルを持っていき、挽いて飲むこだわり派も多いそうです。
山頂の澄んだ冷たい空気の中、 絶景を眺めながら飲むコーヒーの味は、きっと格別に違いない!☕✨
山ご飯におすすめの便利&マストアイテム
こちらは入れたてのお湯の温度が6時間持続するという保温ポット 。
サーモス ステンレスボトル 750㎖ 税込6,600円
低山であれば家を出て、 山頂にたどり着くのがちょうど6時間ほど🚶♀️🚶♂️🚶♀️🚶♂️
お湯を沸かさずとも、 レトルトご飯やコーヒーが作れてしまいます✨
アツアツのカップラーメンが食べたい場合は、 このお湯をコンロで沸かせば、すぐに熱湯になるので、 寒い中お湯が沸くのを待つこともありません♨
そしてコップと蓋の部分に気になる凹凸が…
こちらは、手袋をはめていても掴みやすいようについているのだそうです。
登山家のための親切設計!
欲しい!近々で山登る予定ないけど、全部欲しくなる!
いよいよ登山をやりたくなったみっちー、 スタッフさんに聞いてみました。
「あのう、これまで運動という運動をしてなくて、 筋力も体力もまるで無いのですが、 そんな人でも大丈夫なんでしょうか…」
スタッフさんは爽やかに答えました。
「何度も登るうちに体力もついてきますよ。登山の良さは、景色を見たり、楽しみながら運動できることだと思います」
楽しみながら体力づくりもできるなんて、良いこと尽くめじゃないですか!✨
おみくじよ、素敵な趣味に出会わせてくれてありがとう🙏
登山ビギナーにおすすめ、福岡の低山3選!
最後に、近場で初心者が登りやすい、 おすすめの山をスタッフさんが教えてくれました。
☆立石山 標高210m
糸島にあり、登山口から山頂まで約30分と、初心者でも楽しめる人気の低山🏔
山頂では海を見渡せる、とても綺麗な景色を見ることができます✨
そして、何と登山口が海水浴場!🌊夏は、下山後海で汗を流すことができます🏊♀️
冬は、近場のカキ小屋でカキを食べて帰るのがスタッフさん恒例のお楽しみなんだそうです😊
☆立花山 標高367m
福岡市東区の市街地にほど近い山。
昔の山城があったことでも有名で、戦乱の世、ここは軍事的に重要な要塞だったのだそう👀
実際に石垣や、当時の井戸を見ることもできます!歴史のロマンを感じることができますね🏯
またコースもたくさんあるので、 自分のレベルに合わせて道を選ぶことができます🚶♂️
市街地を見渡せるので、夜景もおすすめ!🌃
☆宝満山 標高829m
大宰府にある山。宝満山は古くから霊峰とされ、修験道の聖地として崇められておりました🧔
中級者向けですが、 コースによって初心者も登ることができます。
難所ヶ滝という絶景を見ることができる!⛄
最後までお付き合いくださりありがとうございました!🙇♀️
何か始めようと思う時、 その道の専門家にちょっと話を聞いてみるといいかもしれません👂️
今まで知らなかった新しい世界が目の前に広がって、 きっとわくわくできると思います!🌈
お店で話を聞いて品物を見るだけでこんなに楽しめるのに、実際に体験したらどんなに楽しいことだろう!✨
皆さんも是非今年、自分をわくわくさせる何かを始めてみてくださいね😊