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2024年11月12日(火)

開催予告『エミール・ガレ 没後120年 アール・ヌーヴォーの世界 ガレ&ドーム展』!!!

開催予告『エミール・ガレ 没後120年 アール・ヌーヴォーの世界 ガレ&ドーム展』!!!

 

開催予告 12月4日(水)~10日(火)

※最終日は午後4時閉場

 

 

エミール・ガレ 没後120年 

アール・ヌーヴォーの世界 ガレ&ドーム展

 

 

没後120年を迎えるエミール・ガレ。
ガレの作品は日本や欧米だけでなく近年にはロシア、韓国などにも美術館が設立され、人気は高まるばかりです。
今展ではガレ初期のエナメル作品をはじめランプや陶器、また最大のライバルであったドーム兄弟の作品も併せ約50点を展覧いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ギャラリーの一部をご紹介〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ガレ

『桜文ランプ』

(高さ26cm )

1918~1931年頃

 

 

桜は日本文化を象徴する花として、ガレの作品に登場します。

酸化腐蝕技法で、花や枝の細部を彫刻し、作品に深みを持たせています。

照明が灯ると、色彩が一層鮮やかになり、作品全体が生き生きと輝くように見えます。曲線の形状と、桜の花の柔らかなラインが美しく融合し、とてもエレガントな印象を与えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ガレ

『紫陽花文蓋物』

 (横16.7cm) 

1885年頃

 

 

アンバーガラス素地に酸化腐蝕技法で、紫陽花と蜂の巣の輪郭を浮き彫りしています。紫陽花を多色エナメル彩で、蜂の巣は墨色で絵付けしています。金彩で全体に汚しを施しています。

紫陽花はガレが愛した植物の一つ。シーボルトが日本から持ち帰った花として知られています。また蜂は蜜を集めることから「富を得る、一族の繁栄」等の縁起の良い図柄として知られています。ガレ初期の希少な蓋物作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ガレ

『トンボ文香水瓶』

(高さ13cm)

1884~1889年頃

 

 

べっ甲を模した透明ガラス素地。二匹の蜻蛉と獅子毛の輪郭を酸化腐蝕技法で浮き彫りし、エナメル彩と金彩で絵付けしています。口部にも装飾が施されています。獅子毛は唐獅子の巻き毛を図案化したもの。唐獅子はライオン(獅子)を美術的に装飾した太陽の力を宿す架空の聖獣です。

太陽の象徴であり吉祥の印である獅子毛と勝ち虫である蜻蛉の組み合わせは日本を意識したと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ドーム

『秋景色文鉢』

(横20cm) 

1900年頃

 

 

1900年当時も人気を博した冬景色をはじめ、四季の情景を描いたドームの四季シリーズ作品です。二重透明ガラスの間に粉ガラスを封入。酸化腐食技法で輪郭を彫刻した後、ガラスの曲面にエナメル絵付けをし、低温で焼き付けています。短時間での作業が要求されるため、現代の技術では不可能とされています。ドームは絵画にも負けない絵付けの技術の高さから、ガラスの印象派とも言われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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