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2024年07月01日(月)

第6弾【オイサ!パサージュ広場山笠通信】十七番山笠 天神1丁目 飾り付け

第6弾【オイサ!パサージュ広場山笠通信】十七番山笠 天神1丁目 飾り付け

いよいよ、飾り付けです!

 

十七番山笠 天神1丁目は走る「舁き山」ではない「飾り山」。

 

山笠は奇数番号の山笠を「差し山」

偶数を「堂山」とよびます。

 

「差し山」は勇壮な人形を飾り、「堂山」は優美なものを飾るのが原則。

 

パサージュ広場の九番山笠は「差し山」ですよ!今年の標題は以下の通り

 

(表) 標題「大江山酒呑童子(おおえやまのしゅてんどうじ)」( 人形師 中村信喬 なかむらしんきょう氏)

時は平安。丹波国の大江山に酒呑童子という鬼が住んでいました。あちこちに出没し、京の都から金銀財宝や美しい貴族の姫君をさらっていきました。帝に討伐を命じられた源頼光は、四天王と呼ばれた渡辺綱、坂田金時らを従えて大江山へ向かいます。酒呑童子の館に山伏として潜入。道中で手に入れた、鬼が飲めば毒になるという酒「神便鬼毒酒」を飲ませ、酔いつぶれた鬼の首を取って退治したのです。こうして頼光たちは姫君を助けだし、再び都は平穏を取り戻しました。古来、鬼は災厄の象徴とも考えられてきました。人々は鬼に恐れおののきながらも闘いを続けてきました。いつの時代も自然災害や人と人、国と国との諍いが絶えることはありません。私たちは先人の経験と知恵を武器に、常に備えながら、鬼に立ち向かう。この作品にはそんな思いが込められています。

 

(見送り) 標題 「嗚呼壮烈岩屋城(ああそうれついわやじょう)」( 人形師 白水英章 しろうずひであき氏)

戦国時代末期の1586年、大友宗麟の家臣、高橋鎮種(紹運)が守る岩屋城(現在の福岡県太宰府市)へ島津忠長、伊集院忠棟ら島津勢が5万ともいわれる大軍を率いて攻め込みます。岩屋城の戦いです。対して岩屋城に籠城したのはわずか763人でした。激戦の中、紹運は島津側からの再三にわたる降伏勧告を拒否。秀吉の援軍を待ちながら半月にわたり徹底抗戦し、自害しました。最後まで主君への忠義を貫いた紹運の壮烈な最期でした。父として、立花城を守る長男の立花宗茂の盾となり、武将とはかくあるべし、と息子に伝えたかったのでしょうか。人との関係や物事において義を尽くすことの尊さ。それを今こそ見つめ直したいとの思いが、作品に込められています。

 

人形師の先生の指示のもと、山大工さんと一緒に

飾り付けをしていきます。

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飾り付けも無事終了。

 

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「舁き山」「飾り山」「差し山」「堂山」 みなさん覚えました!?

言葉を覚えるとより山笠が楽しくなりますよ!

歴史と文化が詰まった博多祇園山笠、奥深さにハマってください。

 

博多祇園山笠は7月1日(月)からスタートです。

山笠通信で引き続き情報をご紹介していきます!

 

ではまた次回山笠通信をお楽しみに!

 

 

 

 

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