福岡天神店

SHOP BLOG

2022年09月24日(土)

『THE MONPE ~絣のある暮らし~』vol.3

『THE MONPE ~絣のある暮らし~』vol.3

 

こんにちは!

9/28(水)~10/4(火)の7日間、

本館1階アンテナプラスにて

『THE MONPE ~絣のある暮らし~』

を開催いたします!!

 

このイベントの一番の魅力は、

なんといっても、4つの織元の商品が一堂に揃うこと!!

実はとっても珍しいことなんです✨

さらに、作り手たちが自ら店頭に立ちますので、

作品への想いや久留米絣の良さを

直接聞くことができます♪

今回は、出店する4つの織元をご紹介!

 


 

◆◇丸亀絣織物◆◇

 

明治元年創業以来、
約150年5代に渡り久留米絣の織元として時代と共に歩んできました。

手仕事にこだわり、糸染めから織・製品の作成なども手掛け、
時代に合わせた色や柄で日常に寄り添う絣製品を製造しています。

 

画像

△5代目 丸山重俊さん△

 

柄に遊びゴコロが感じられる丸亀絣のもんぺたち!

スニーカーやサンダルにも合わせられる

カジュアルでかわいいもんぺをご用意しております♪

子どもも大人も動きやすく、どこに着ていくにもぴったり!

 

画像

 

 


 

◆◇坂田織物◆◇

 

1948年の創業以来、久留米絣の伝統を受け継ぎながら、

常にその魅力を現代に残し可能性を広げるべく奔走する織元です。

 

画像

△代表の坂田和夫さんと坂田織物で働く皆さん△

 

絣の魅力をもっと伝える為に、

伝統を守りながらもオリジナルの挑戦をされています。

 

久留米絣に触れる場を創出するため、

定期的にワークショップを開催したり、

国内はもちろん海外の展示会にも作品を出品しています。

最近では、これまで培った深い知識と高い技術力を活かし、

新たな表現に挑戦するテキスタイルブランド「sakata」がデビュー。

8/30には「坂田織物カフェ」もグランドオープンしました!

バリスタが淹れるこだわりの珈琲もお楽しみいただけます♪

 

画像

 

画像

スタイリッシュな坂田織物のもんぺをお楽しみ下さい♪

 


 

◆◇池田絣工房◆◇

2019年に創業100周年を迎えた、老舗の久留米絣メーカー。

布の風合いを最大限出せるよう、熟練の職人による手織りにこだわっているので、

機械織りでは出せない、繊細な柄と藍染めならではの

独特な“ずれ”や“にじみ”をお楽しみいただけます。

 

画像

△3代目 池田光政さん夫妻と

4代目 池田大悟さん夫妻△

 

伝統技術の継承のため、新しい取り組みも。

ギャラリー兼ショップから見えるようガラス張りの作業場を作り、

機織の職人さんが自由な時間に出勤して、

好きなだけ絣を織る仕組みを構築。

今年92歳になるベテランさんから子育て中の女性まで、

多くの職人さんが通い、技術を継承しています。

 

画像

 


 

◆◇野村織物◆◇

 

明治31年に創業した野村織物。
無数の色と柄を生み出すことに力を注ぎ、全国各地に久留米絣の魅力を発信しています。

 

画像

△4代目 野村周太郎さんとご家族△

 

これまで先代たちが築き上げてきた絣らしさに「のむららしさ」を取り入れ、

年間50~80の新たな色・柄をつくり、

“懐かしい、だけどなんだか新しい”久留米絣を広めながら

オリジナル商品のバリエーションを少しづつ広げています。

 

繊細な柄や色使いの反物、圧巻でした!

 

画像

 


 

いかがでしたでしょうか?

それぞれの織元が伝統に誇りを持ち、

その技術を継承しながらも、

現代のライフスタイルに合わせたものづくりをしていました!

今回の1日取材を通して感じたのは、

織元の職人さんやそのご家族の温かさ!!

皆さんの想いが作品の1つ1つへのこだわりに表れているようでした。

 

そんな職人たちのこだわりの逸品を

堪能することができる今回のイベント!

久留米絣ファンはもちろん、

久留米絣のことをこれから知りたい!という方にも

楽しんでいただけるような品揃えです。

ぜひこの機会にお越しくださいね♬

 



 ~久留米絣の歴史について~

 

皆さまは私たちが暮らす福岡の伝統工芸を、どのくらいご存知でしょうか?

福岡県南部の筑後地方では「久留米絣」という伝統工芸があり、

20数件ほどの織元が現在も織物を続けています。

「久留米絣」は、生地はやわらかく丈夫で、夏は涼しく冬は暖かいという綿素材ならではの良さをもち、

機能性の高さから長く愛されてきました。

 

工程は非常に緻密で、

柄を生み出すために糸束を縛って染色し、

染めた糸束をまた一本一本の糸にほどき、織ることでやっと一枚の織物になります・・・。

非常に難易度が高く、手間がかかりますが、熟練の職人達によって長くこの技は紡がれてきました。 

 

画像

 

バックナンバーはこちらから⇒

『THE MONPE ~絣のある暮らし~』vol.1

『THE MONPE 〜絣のある暮らし〜』vol.2

ショップ情報

ショップ名 アンテナプラス
フロア
本館 1F

FLOOR MAP

カテゴリー その他
PAGE TOP