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【ブツマ展】開催!
【ブツマ展】
9月29日(水)~10月5日(火)
本館7階 呉服売場イベントスペース
ブツマ展に来てくださった方、
先着50名様にお香とポストカードをプレゼント🎁
「仏壇とは何か?」を問い直し、現代の暮らしと共生できる
仏壇のあるべきかたちを探る「ブツマ展」を開催します。
会場では、福岡県八女市の【八女福島仏壇】の産地の技術を
生かし開発された、壁掛け仏壇や手元仏壇、
または様々な小型仏壇など展示が行われます。
そもそも仏壇とは?
もともとは寺院にあった須弥壇
(仏像を安置するために一番高く設けられた場所)を
小型化し、一般家屋の中に持ち込んだものでした。
いわば現世と浄土を媒介する“ミニチュア寺院”であり、
日常的に仏教儀礼を行うための小さな礼拝施設です。
数々の伝統工芸が受け継がれている福岡県八女市。
八女福島仏壇は、昭和52年3月30日に経済産業大臣より、
伝統的工芸品に指定されました。
名称の由来は現・八女市(旧福島町)を
中心に作られてきたための産地名を冠したものです。
八女福島仏壇の創製には次のような逸話が残されています。
起源は19世紀前半、江戸時代後期の文政4年(1821年)、
指物大工の遠渡三作がある夜、
荘厳華麗な仏閣の夢を見て思い立ち、
同業者だった井上利久平、平井三作の両名に協力を求めて
仏壇製造を志したというもの。
製造技術が確立されたのは1850年頃。
その当時から彫刻、仕上など複数の職人が分業して
1つの仏壇を作り上げる形がとられ、
そのスタイルは現代にも受け継がれています。
現在は6部門に分かれ、完成までに経る工程はおよそ80。
まさに職人たちによる総合技術ともいえる逸品です。
仏壇がなぜ必要なのか?これからの家の仏壇どうしようか?
悩まれている方におススメの
「はじめての仏壇ハンドブック」も会場で配布しますので、
ぜひ足をお運びください。