鹿児島県南さつま市は、鹿児島県薩摩半島の西南端に位置する街。
白砂青松の吹上浜と変化に富んだ美しいリアス式海岸を有する、豊かな自然に育まれた歴史と景観の街です。
鹿児島県南部にあるという温暖な気候を活かし、県ブランド指定の加世田のかぼちゃやきんかん春姫、超早場米の金峰コシヒカリなど農産物の生産が盛んです。
また、東シナ海の豊かな漁場から獲れるしらすやたかえびなど、新鮮な海産物も有名です。
さらに、毎年5月ゴールデンウィークを中心に開催される「吹上浜砂の祭典」は、市役所広場を中心とした"まちなか"を会場とした一体型イベントとして生まれ変わり、吹上浜の砂を利用し、最大5m級の砂像が30基近く並び、県内外から5万人前後の来場者が訪れます。
南さつま海道沿いの海は、釣りやダイビングなどマリンレジャーのメッカとなっています。
南さつま市と博多大丸は、2021年2月10日にアンバサダー認定を締結。
物産展やパサージュ広場でのイベントなどで、地域産品を販売するなど、連携した取組みを行ってきました。
そのような経緯から、本年度は、「南さつま市産品による地域創生プロジェクト」を発足。
福岡県を中心とした地域産品の継続的な販路拡大に向け、官民連携で様々な取組みを行います。
7/4(火)・7/5(水)、南さつま市産品による地域創生プロジェクトの第一弾として、販路拡大の基盤となるセミナーを開催しました。
7/4(火)は、株式会社消費科学研究所より吉田晃さんを講師に迎え、
・食品表示の基本
・食品表示の作成方法
・景品表示法及び薬機法について
・厨房衛生の注意点
などのセミナーを開催しました。
7/5(木)は、希望する事業社の実際の表示の確認や、お困りごとなどの個別相談会を実施。
午後からは、工場や事業所を視察・訪問し、事業社の抱える課題に対してヒアリング、改善点のアドバイスを行いました。
今後も南さつま市と連携し、地域産品の販路拡大や観光プロモーションなど、様々な取組みを推進していく予定です。