■プロジェクトの経緯
2022年11月に対馬市と㈱博多大丸はSDGsに関する包括連携協定を締結し、多くの方々に海ごみの問題について知っていただくことを目標として啓発活動を行っています。
啓蒙活動の一環として、プレシャスプラスチックの活動に出会い、海洋プラごみを活用したプラスチックのアップサイクルが体験できるワークショップを開催しています。
Precious Plastic について
Precious Plasticは、廃プラスチック問題について学び、廃プラスチック問題を通して地域の人達とつながり、廃プラスチックをリサイクルするためのマシーンを作成し、廃プラスチックをクリエティブなものに再生、その情報を世界中のコミュニティでシェアすることで、地球規模のリサイクルシステムを構築しています。
また、昨年のクリスマスツリーのプロジェクトなど、広く多くの方々に対馬市の現状や、海洋プラごみ問題について関心を持ってもらうことを目標に活動を行う中で、大阪・関西万博の「共創チャレンジ」に登録しています。
「共創チャレンジ」とは、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するため、自らが主体となって未来に向けて行動を起こしている、または行動を起こそうとしているチームの活動のこと。(TEAM EXPO 2025 ホームページより)
大阪・関西万博のテーマを実現し、多様な参加者が主体となり、理想としたい未来社会を共に創り上げていくことを目指す取り組みである「TEAM EXPO 2025 」プログラムの一環として様々な企業・団体・個人の方々が登録しています。
■大阪・関西万博開幕2年前イベント
「海ごみタイルアートプロジェクト」
2023年4月13日に大阪・関西万博2年前を迎えます。
全国各地で機運醸成のイベントが予定されていますが、九州探検隊の独自イベントとして対馬市で「海ごみアートプロジェクト」を実施します。
対馬島内にて、対馬市に流れついた海洋プラごみのアップサイクル体験ができるワークショップを開催します。
海洋プラごみでコースター状のパネルを造成、できあがったパネルを使って、海洋プラごみタイルアートを制作します。
モチーフは、対馬の代表的な渡り鳥の一つである「ヤマショウビン」。
イベントには、対馬島内の小中学生に加え、公募で参加者を募ります。
対馬の住民の方々と一緒に作り上げていく共創プロジェクトです。
※「海ごみアートプロジェクト」の参加者については、現在募集を終了しています。
■ATC SDGs ART展
対馬市で行う「海ごみタイルアートプロジェクト」の一環として、4月13日~4月16日大阪・咲洲地区で開催される、SDGsに関連する4つのテーマを設けたアート作品の展示イベント「ATC SDGs ART展」に参加します。
大阪・関西万博2年前を契機とした機運醸成イベント「ATC OSAKA MIRAI EXPO」に合わせて開催する「ATC SDGs ART展」。
「ATC SDGs ART展」はSDGsに関連する4つのテーマを設けたアート作品の展示イベントです。
ワークショップでつくったパネルは、対馬市で実施する「海ごみアートプロジェクト」で使用し、パネルアートのピースとなります。
【ATC SDGs ART展】
日時 :2023年4月13日(木)11:00~17:00
場所 :大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10
アジア太平洋トレードセンター株式会社(ATC)
ITM10F ODP多目的ルーム
参加費:無料
これからも、海ごみ問題への取組みをはじめとした、様々な活動を報告できればと思っています。
九州探検隊の活動にご注目ください!