博多大丸創業70周年を記念して、鹿児島県出身の墨絵・陶墨画アーティスト西元祐貴氏の墨絵作品の展示、陶墨画の展示・販売を行います。
今回の特別展のために描きおろされた墨絵「薩摩双龍」、陶墨画「双龍慕薩」も並びます。
西元祐貴特別展「始源双龍」
特別展のタイトル「始源双龍」は、西元祐貴氏のルーツから生まれたタイトルです。
薩摩藩の旗印である十文字はクロスする2頭の龍が起源とされています。
また、西元祐貴氏がアーティストとして本格的に活動を始めるきかっけとなったのは「龍」をモチーフにした作品でした。
原点である出身地・鹿児島や、作家としての原点ともいうべき龍・墨絵。西元祐貴作品の原点から最新作品につながるストーリーを、初期作品から新作まで、墨絵・陶墨画の展示で表現いたします。
墨絵・陶墨画アーティスト
西元祐貴 プロフィール
1988年生まれ、鹿児島県出身。世界的な注目を集める墨絵・陶墨画アーティスト。
伝統的な技法に捕らわれず、「躍動感」「力強さ」を追求した作品を展開。龍や侍などの古典的なモチーフから、スポーツ選手やミュージシャンなどをモチーフに描く。
何十枚ものスケッチをもとに練り上げられた構図を、巨大な和紙に短時間で描き切るなど、ライブパフォーマンスが生み出すダイナミックなアートは観るものを魅了し圧倒する。
個展やライブパフォーマンス、様々な分野とのコラボレーションなど、世界を舞台に活躍している。
2015年に、陶土の板に釉薬で描き、高温で焼き上げることによって、千年褪せない生命を得る新しい現代アート「陶墨画」を公開。墨絵の技法と陶板画のコラボレーション作品は、ファンやコレクターから高い支持を得ている。
4月5日(水)オープニングイベント
特別展の開催を記念して、西元祐貴氏ご本人による特別なイベントを開催します。
■午前11時~ ライブペインティング
■午後1時~ サイン会
対象商品のお買いあげの方、先着50名様に直筆サインを行います。(※対象商品:色紙、作品集など)
■西元祐貴氏在廊時間
・4/6(木)午前10時~午後12時
・4/7(金)午後3時~午後6時
・4/10(月)午前10時~午後12時
※都合により変更になる可能性がございますので何卒ご了承くださいませ。
西元祐貴特別展「始源双龍」
展示作品について
■墨絵
命そのものを、絵画で切り取りたいと思い、作品のパワーを最大限に増幅させるために色数を極限まで減らし、タッチを研ぎ澄ませる手法を挑み続けた西元氏。
長い試行錯誤の末に辿り着いた、日本古来の墨絵をベースにしたエネルギーがほとばしる、新時代の墨絵です。
(作品の一例)
▲「双龍」
▲「武蔵」
▲「山笠」
■陶墨画
龍から始まったアーティストとしての遍歴を展示で表現。スポーツ選手から始まり、躍動感あふれる馬、女性画や近年取り組んでいる抽象画も展示。人気の高い武将シリーズも展開いたします。陶墨画作品はすべてご購入いただけます。
(作品の一例)
「100龍100将プロジェクト」として、「龍」と「武将」をモチーフに描いた対となる作品です。
いずれも西元氏にとって原点と言えるモチーフで、生命(希望)の躍動と、平和(守護)の象徴です。
2022年夏、陶墨画制作をスタートさせてから7年が経ち、新たなシリーズ誕生のために西元氏が試作を重ね作り出した、全く新しい技法の作品です。斬新な構図でありながら、どこか懐かしさと落ち着きを感じる風合いは、西元氏が特にこだわった釉薬の効。和にも洋にも合わせられる魅力を醸し出しています。
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タイトル:克己不撓(こっきふとう)
モチーフ:武士
サイズ(額装込、cm):70×74×厚4.3
価格(税込):1,540,000円
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タイトル:乾坤一擲(けんこんいってき)
モチーフ:龍
サイズ(額装込、cm):70×74×厚3.8
価格(税込):1,540,000円
◆◆◆「克己不撓」・「乾坤一擲」のご購入について◆◆◆
陶墨画制作をスタートさせてから8年が経ち、新たなシリーズ誕生のために西元氏が試作を重ね作り出した、全く新しい技法の作品です。
こちらは、同タイトルをオーダーいただきますと、都度新たに描き上げます。タイトルと基本構図は同じですが、ご注文いただいたお客様のご要望にお応えいたします。
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タイトル:八紘一宇(はっこういちう)
モチーフ:龍
サイズ(額装込、cm):117.7×102.2×厚さ4.0
価格(税込):3,300,000円
***特別展「始源双龍」 最新作***
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タイトル:双龍慕薩(そうりゅうぼさつ)
博多大丸創業70周年記念催事に向け特別に制作した新作で、A4サイズ陶板9枚組の大作です。展示会タイトル「始源双龍」に合わせ、作品タイトルは「双龍慕薩」としています。始源双龍は、鹿児島で生まれ育った西元祐貴の人としての始まり。龍の作品をきっかけに飛躍してきた、アーティストとしての始まり。原点回帰しつつ、常に進化をしつづける西元作品の最新作となります。故郷の鹿児島に思いを馳せて描きあげる最新作の完成に、どうぞご期待ください。