11/19(土)佐賀県唐津市にて開催された「波戸岬ビーチクリーンアップ」に参加しました!!
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美しい波戸岬の海をみんなで守り続けるため、「森川海人っプロジェクト」の一環として佐賀県・唐津市・NPO法人 唐津Farm&Food(Precious Plastic 唐津)が連携して、「2022 波戸岬ビーチクリーンアップ」が行われました。
九州探検隊は、プレシャスプラスチックの活動で連携した「Precious Plastic 唐津」との繋がりでビーチクリーンに参加しました!
▼佐賀の「森・川・海」をより豊かにするために活動する森川海人くんと探検隊▼
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到着してまず驚いたのは、海洋ごみの量!!
佐賀県唐津市の波戸岬は、好漁業場であるとともに、玄海国定公園に指定されており、観光地として県内外からたくさんの来訪者が訪れます。
一方で、海流や地形、季節風などの自然条件から、大量の海洋ごみが日々漂着しているそうです。
流れ着いているごみでやはり目立つのはプラスチックごみ。
漁業用のブイやかご、釣り針がついたままのつり具、液体が入ったペットボトルなど、危険なものも散見されました。
▲回収用の袋がすぐに満杯になっていきます。
▲こんなに大きなごみ(何かの部品?)も…!!
▲回収した海ごみの山!
当日の参加者は255名!
回収したごみは…
燃えるごみ250袋、燃えないごみ10袋
プラスチック系粗大ごみ 軽トラ14台分(うちブイ類3台、魚網類3台)
流木など自然系粗大ごみ 軽トラ6台分 !!!
【クリーンアップ前】
↓ ↓ ↓
【クリーンアップ後】
約1時間の清掃活動で綺麗な波戸岬になりましたが、海洋ごみの深刻な問題を体感した活動でした。
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クリーンアップの後は、クリスマスツリー点灯式でも好評だったワークショップを開催しました。
▼粉砕したプラスチックをマシーンに入れて溶かします
▼溶かしたプラスチックを金型に流し込んで…
▼熱いうちに取り出します
子どもたちからは「あついの?」「なんで溶けるの?」など、質問が飛び交います。
プラスチックの性質について学び、楽しみながら、プラスチックごみが価値あるものに変わったことを実感できます。
▼唐津市在住の年中さん 兄妹で参加してくれました
▼一般社団法人maiPLA(九州大学)の学生
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探検隊のワークショップの他、Precious Plastic 唐津のプラスチックリサイクルによる手裏剣作り、唐津南高校の"虹の松原プロジェクトチームによる松ポップリのワークショップも開催されました。
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地域の方々を中心に、様々な企業や団体が唐津の海を守る活動を実践していることを感じた1日でした。
九州探検隊としても、九州全域の海ごみ問題に関して、普及啓蒙活動、アップサイクルなどの取り組みを推進すべく、学びを深めたいと思っています。